後悔・飼いにくい
ボストンテリアを飼って後悔する?飼いにくいと言われる理由と対策

「ボストンテリア 後悔」「飼いにくい」と検索する方は、迎える前に正直なところを知っておきたい方がほとんどです。結論からいえば、ボストンテリアは理由を知って準備すれば、後悔より幸せのほうがずっと大きい犬種です。ここでは、飼いにくいと言われる7つの理由を一つずつ正直に挙げ、それぞれの具体的な対策まで解説します。
「後悔」「飼いにくい」と検索される本音とは
ボストンテリアは小さくて愛嬌のある見た目から、穏やかで手のかからない犬を想像して迎える方が少なくありません。ところが実際は、運動が大好きで自己主張もはっきりしている活発な犬種です。このイメージと現実のギャップが「思っていたより大変」という戸惑いにつながります。
つまり「飼いにくい」の正体は、犬種そのものの欠点ではなく、特性を知らずに迎えてしまうことにあります。逆にいえば、これから挙げる理由を先に知っておくだけで、後悔のほとんどは防げます。
- 運動量が多く、運動不足が問題行動につながりやすい
- 賢いが頑固で、一貫したしつけが必要
- 短頭種ゆえに呼吸器が弱く、暑さに弱い
- 短毛なのに抜け毛は意外と多い
- 興奮しやすく、吠えやすい一面がある
- さみしがり屋で、留守番中のいたずらや分離不安が出やすい
- 皮膚や目がデリケートで、日々のケアが要る
理由1:運動量が多く、運動不足だと問題行動が出る
ボストンテリアは小型犬ながら、もとは活発な気質を持つ犬種です。運動が足りないとエネルギーが行き場をなくし、家具をかじる・吠える・落ち着かないといった行動につながります。「小型犬だから散歩は短くていい」という思い込みが、いちばんの落とし穴です。
対策:1日2回、1回30分前後の散歩を基本にしましょう。短頭種は長時間より、短めの散歩を複数回に分けるほうが体に負担がかかりません。雨の日は室内で引っ張りっこやおもちゃ遊びを取り入れ、頭を使う遊びで満足度を高めると、問題行動が落ち着きます。くわしくはボストンテリアの散歩の頻度と時間もあわせてご覧ください。
理由2:賢いが頑固で、一貫したしつけが必要
ボストンテリアは知能が高く、しつけの覚えは早い犬種です。一方で自己主張がはっきりしており、こだわりが強く頑固な面ものぞかせます。家族のなかでルールがバラバラだと、賢いぶん「この人には通用する」と見抜いてしまいます。
対策:家族全員で同じルール・同じ合図に統一し、できたらすぐにほめる方法で根気よく続けてください。一度きちんと覚えたことは生涯守ってくれる賢さがあるので、最初の一貫性が何より大切です。叱って抑え込むより、望ましい行動をほめて伸ばすほうが、この犬種には合っています。
理由3:短頭種ゆえに呼吸器が弱く、暑さに弱い
ボストンテリアは鼻が短い短頭種です。気道が狭く、いびきをかきやすかったり、興奮や運動で「ガーガー」と苦しそうな呼吸音が出やすかったりします。体温調節も苦手で、高温多湿の環境では熱中症のリスクが高いのが、もっとも注意したい点です。医療費の面でも、軟口蓋過長などの短頭種気道症候群で受診や手術が必要になることがあります。
対策:夏は朝晩の涼しい時間に散歩し、日中の暑い時間や締め切った車内は避けてください。室内はエアコンで温度を管理し、肥満は気道をさらに狭めるので体重管理も欠かせません。普段から呼吸音や運動後の様子を観察し、変化に早く気づけるようにしておくと安心です。ペット保険の検討も、医療費の備えとして現実的な選択肢になります。
理由4:短毛なのに抜け毛は意外と多い
「短毛だから抜け毛は少ない」と思われがちですが、ボストンテリアは1年を通して細かい毛が抜けます。短い毛は衣類やソファに刺さって取りにくく、掃除の手間に戸惑う方もいます。
対策:週に数回のブラッシングで抜け毛を先に取り除いておくと、室内に散らばる量がぐっと減ります。皮膚の血行が良くなり、皮膚トラブルの予防にもなります。換毛の時期はこまめに、ラバーブラシなど短毛向けの道具を使うと効率的です。
理由5:興奮しやすく、吠えやすい一面がある
遊ぶことと人が大好きな犬種なので、来客やインターホン、ほかの犬に出会ったときに興奮して吠えることがあります。集合住宅では、この声を心配する方が多いポイントです。
対策:子犬のうちからいろいろな人・音・場所に慣らす社会化を進め、興奮しても落ち着ける合図を教えておきましょう。吠えたときに大きな声で反応すると逆効果になりやすいので、落ち着いたら静かにほめるのが基本です。詳しくはボストンテリアの鳴き声と吠え対策もご覧ください。
理由6:さみしがり屋で、留守番中のいたずらが出やすい
ボストンテリアは人と一緒にいたい気持ちが強い犬種です。長時間の留守番が続くと、さみしさからいたずらや吠え、ひどい場合は分離不安につながることがあります。共働きで日中ひとりの時間が長い家庭では、特に意識したい点です。
対策:出かける前に散歩や遊びでしっかり運動させ、満たされた状態にしてあげると、留守番中に眠って過ごしやすくなります。留守番は短い時間から少しずつ慣らし、安心できる居場所と、噛んでも安全な知育おもちゃを用意しておきましょう。出入りのときに大げさにかまわないことも、不安をあおらないコツです。
理由7:皮膚や目がデリケートで日々のケアが要る
ボストンテリアは皮膚がデリケートで、かゆみや赤みが出やすい犬種です。目が大きく涙が多めなため、涙やけや、鼻まわりのしわに汚れがたまりやすいのも特徴です。放っておくと炎症やにおいの原因になります。
対策:顔のしわや目のまわりは、やわらかい布で毎日やさしく拭き取る習慣をつけましょう。皮膚にやさしいシャンプー選びと、肌に触れる衣類の素材選びも大切です。肌が弱い子には、化学薬品を抑えたオーガニックコットンのように、肌あたりのやさしい素材が向いています。皮膚トラブルが続くときは、アレルギーや病気が隠れていることもあるため、自己判断せず受診してください。
対策すれば、ボストンテリアは最高の家庭犬になる
ここまで7つの理由を正直に挙げてきましたが、どれも「迎える前に知っておけば備えられる」ことばかりです。運動量に応えられて、一貫したルールで向き合い、暑さと体質に気を配れる家庭であれば、ボストンテリアは明るく愛情深く、家族にとことん寄り添ってくれる名犬です。
「飼いにくい」と言われるのは、特性を知らずに迎えてしまうから。逆に、特性を理解して迎えた飼い主さんの多くは「これ以上の相棒はいない」と感じています。迎える前にこの記事を読んでいる時点で、あなたはすでに後悔を防ぐ準備を始めています。基本の飼い方はボストンテリアの飼い方の基本で、犬種の全体像はボストンテリアの服と暮らしガイドでまとめて確認できます。
最終更新:2026年6月14日 / 編集:WATA編集部(ボストンテリア専門)