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子犬の育て方

ボストンテリアの子犬の育て方|迎えてからの1年でやること

公開: ・ WATA

ボストンテリアの子犬、最初の1年でやること全まとめ

ボストンテリアの子犬を迎えると、かわいさと同時に「何から始めればいいの?」という不安がやってきます。最初の1年は、ワクチン、社会化、食事、しつけと、やることが時期ごとに変わっていきます。ここでは迎えた初日から1歳までの流れを、時期順にまとめました。やさしくて人なつこいボストンテリアの性格を、いちばん良いかたちで育てていきましょう。

迎えた初日〜1週間は「かまいすぎない」

子犬にとって、家が変わるのは人生でいちばん大きな環境の変化です。うれしくてつい抱っこしたり遊んだりしたくなりますが、最初の数日はそっと見守るのが正解です。サークル・トイレ・水・寝床を用意し、子犬が自分のペースで新しい家に慣れるのを待ちましょう。

食事は、迎える前にブリーダーやペットショップで食べていたフードを同じ種類・同じ量で続けるのが基本です。フードを急に変えるのは環境の変化が落ち着いてから。落ち着いた頃に、1週間ほどかけて少しずつ切り替えます。

初日〜1週間で見ておくこと
  • うんちの状態:下痢や軟便が続いていないか。色やにおいの変化も観察。
  • 食欲:ごはんを残していないか。まったく食べない日が続くときは受診を。
  • 呼吸:短頭種は呼吸の音が出やすい犬種。ゼーゼー・苦しそうな様子がないか。
  • 睡眠:子犬は1日のほとんどを寝て過ごします。よく眠れているかは健康のサイン。

ワクチン・登録は最初の数ヶ月のいちばん大事な手続き

子犬を守るうえで欠かせないのが混合ワクチンです。混合ワクチンは一般に3回に分けて接種し、多くの場合は生後4ヶ月頃にすべて完了します。2回目から3〜4週間後を目安に3回目を打つ、というのが一般的な流れです。スケジュールは子犬の月齢や地域の状況によって変わるので、かかりつけの獣医師に相談して決めるのがいちばん安心です。

地面を歩く本格的な散歩デビューは、最後のワクチンからおよそ2週間後が目安。抗体が安定するまで時間がかかるためです。それまでは抱っこ散歩で外の音や景色に慣らしておくと、社会化にもつながります。

狂犬病ワクチンと登録も忘れずに
生後91日以上の犬は、市区町村への登録(犬の登録)と、年1回の狂犬病予防接種が法律で義務づけられています。混合ワクチンとは別のものです。お住まいの自治体や動物病院で手続きの時期を確認しておきましょう。

社会化期(〜生後3〜4ヶ月)にいろいろなものに慣らす

子犬には、新しいものを受け入れやすい「社会化期」という大切な時期があります。生後3〜4ヶ月頃までがそのピークで、この時期に経験したことが、一生の性格やメンタルの土台になります。ここで人や音、物に少しずつ慣れておくと、おとなになってから物音や来客、動物病院などに過剰に怖がりにくくなります。

ボストンテリアはもともと人が大好きで陽気な性格。社会化を丁寧にしてあげると、その良さがさらに伸びます。ワクチンが完了する前でも、抱っこや室内でできる慣らしから始められます。

  • いろいろな人:男性・女性・子ども・帽子をかぶった人など、無理のない範囲で会わせる。
  • いろいろな音:インターホン、掃除機、車の音などに、おやつとセットで少しずつ慣らす。
  • いろいろな場所・物:抱っこ散歩で外の空気に触れさせ、床材や階段など家の中の物にも慣らす。
  • 体を触る練習:口・足・耳・しっぽをやさしく触る。後の歯みがきや爪切り、服の着脱がぐっと楽になります。

怖がっているときに無理強いをすると逆効果です。楽しい・おいしいとセットにして、子犬が「平気だ」と思える経験を積ませてあげてください。一度に詰め込もうとせず、1日にひとつ新しい刺激を、というくらいのゆっくりしたペースで十分です。

同じくらいの月齢の子犬とふれあえるパピークラスも、社会化の良い場になります。生後17週齢(4ヶ月以降)を過ぎると入れなくなる教室もあるので、参加を考えるなら早めにかかりつけの動物病院などで確認しておくと安心です。

子犬の食事は「回数多め・ふやかし」から

子犬は一度にたくさん食べられず、消化器官も未発達です。そのため、1日の量を3〜4回に分けて与えます。生後2〜3ヶ月頃はぬるま湯でフードをふやかし、やわらかくして消化しやすくします。

成長に合わせて、ふやかす水分を少しずつ減らしてドライフードへ移行し、回数も減らしていきます。下が大まかな目安です。月齢や体格、フードの種類で変わるので、パッケージの表示と獣医師のアドバイスを基準にしてください。

子犬の食事回数とフードの状態の目安(月齢別)
時期回数の目安フードの状態
〜生後3ヶ月頃1日3〜4回ぬるま湯でふやかす
4〜6ヶ月頃1日3回徐々にドライへ移行
6ヶ月〜1歳頃1日2回ドライフード中心

フードを切り替えるときは、いまのフードに新しいフードを少しずつ混ぜ、1週間ほどかけてゆっくり移行します。急に変えるとお腹をこわす原因になります。くわしくはボストンテリアの食事のポイントもあわせてどうぞ。

トイレと甘噛みのしつけは迎えてすぐから

しつけは早ければ早いほど身につきます。トイレも甘噛みも、迎えたその日から始められるものです。

トイレは、寝起き・食後・遊んだ後などタイミングを見てトイレへ誘導し、できたらすぐにほめます。失敗しても叱らず、淡々と片づけるのがコツ。叱るとトイレ自体を怖がってしまい、かえって失敗が増えます。

子犬の甘噛みは、歯の生え替わりや遊びの一環で自然なものですが、放っておくとくせになります。噛んだら遊びをやめて気をそらし、噛んでいいおもちゃに置き換えるのが基本です。手を噛ませて遊ぶのは避けましょう。しつけ全般の流れはボストンテリアのしつけでくわしく解説しています。

健康チェックと、去勢・避妊の相談

毎日のスキンシップは、いちばん身近な健康チェックです。下痢・食欲の低下・苦しそうな呼吸は、子犬では特に見逃せないサイン。ボストンテリアは短頭種で呼吸器に負担がかかりやすく、また皮膚がデリケートな子も多いので、肌の赤みやかゆがる様子もあわせて見ておきましょう。

去勢・避妊手術は、生後6ヶ月前後が一つの目安とされます。メスの場合、最初の発情期を迎える前に避妊しておくと、特定の病気のリスクが下がるといわれています。時期やメリット・デメリットは犬の状態によって変わるため、ワクチンや健康診断のタイミングで獣医師に相談しておくと安心です。

あわせて、おとなになってからの「かかりつけ」を早めに決めておくこともおすすめします。ワクチンや健康診断を同じ病院で続けることで、その子の普段の状態を知ってもらえ、いざというときの相談がスムーズになります。

成長に合わせた運動と、暑さ対策

散歩デビュー後も、子犬のうちは関節がまだ未発達です。長時間・激しい運動は避け、短い散歩や室内での遊びから少しずつ増やしていきます。ボストンテリアは活発で遊び好きですが、はしゃぎすぎて息が上がっていないか様子を見てあげてください。

短頭種は体温調節が苦手で、暑さにとても弱い犬種です。夏は涼しい時間帯の散歩や室温管理が欠かせません。寒い季節や、室内外の気温差から体を守るのに、服が役立つこともあります。子犬の体型に合った一枚を選ぶなら服のサイズの選び方を参考にしてください。

迎える準備からおさらいしたい方へ
子犬を迎える前の準備や、お店・ブリーダー選びから知りたい方は、関連記事のボストンテリアの子犬の迎え方もあわせてご覧ください。犬種全体のことはボストンテリアの飼い方ガイドにまとめています。

最初の1年は大変なこともありますが、この時期の積み重ねが、おだやかで人なつこいボストンテリアを育てます。一つずつ、子犬のペースに合わせて進めていきましょう。なお、ワクチンや手術の時期は個体差・地域差があります。最終的な判断はかならずかかりつけの獣医師にご相談ください。

参考:犬のワクチンの種類・接種スケジュール(SBIペット少額短期保険)子犬の社会化期について(子犬のへや)

この記事について
WATAはボストンテリアのためだけに服をつくる専門ブランドです。本記事は、この犬種と毎日向き合う一次体験と、動物病院・専門機関などの公開情報をもとにWATA編集部が制作しています。健康・病気の診断や治療は、必ずかかりつけの動物病院にご相談ください。
最終更新:2026年6月14日 / 編集:WATA編集部(ボストンテリア専門)

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